スキーチューンナップは何回までできる?
スキーチューンナップは何回までできる?
今回はスキーチューンナップは、何回までできるの?
さあ 皆さん何回だと思いますか。
①番5回
②番10
③番15回
④番いやいやもっとできるでしょう。
どれだと思いますか?
今回ははこれに対してご説明したいと思います。
スキーのソール(滑走面)は
チューンナップをしすぎると削りすぎて中の身材が見えてしまいます。
この状態になってしまいますと、もうスキーは使えなくなります。
エッジは
太さに違いが出て細くなっていきます。
新品なのでもちろんエッジは太いですよね。しかしチューンナップを重ねるとエッジはどんどん細くなっていきます。
エッチが砥ぎすぎると、もう砥ぎしろがないという事になります。
またエッジ剥離も起きやすくなります
ですので、もう限界、チューンナップがもできない、という風になります。
という事で答えなんですが、
滑走面に大きな傷がついてしまった時は、穴を埋めて、フラット出しをしますのでそれだけ滑走面を多く削らないといけません。
はっきりとした答えは、場合によりけりですが、5回いけばもう良い方で、5回以上と危険状態になってしまいます。
ですから
②番の10回、これはもうちょっと無理だと思って頂いて
③番15回、④番いやいやもっとなどはもっての他です。
というわけでスキーチューンナップは5回ぐらいだと思って頂ければいいんではないでしょうか。
あくまで目安ですのでスキーによってソールの厚みやエッジの厚みは同じモデルでも工場出荷時にちがいがあります
以上スキーチューンナップは何回までできるのの説明でした。
「ディスタンスプレート、リフタープレート」についてのお話
「ディスタンスプレート、リフタープレート」についてのお話
今回はディスタンスプレートについて説明したいと思います。
まず、ディスタンスプレートとは、板の高さを少し増してあげるようなパーツになります。
こういった厚みのあるプレートをスキー板とプレートとビンディングの間に挟むことで高さを少し上げてあげることができます。
上げることによってどういった効果を得られるか、こちらのパネルで軽く説明していきたいと思います。
なにもプレートがついていない状態だと、重心が低めに設計されているので傾ける時に、状態の力であったり傾ける角度の深さが必要になってきます。
それに比べてプレートをかませることで重心が高くなるので、少ない力で傾きを生むことができます。
また、まあ特殊な例としましては、つま先部分だけにリフターを噛ませる場合は、視点が高くなって、スキーの効果で言うとよりターン前半でのエッジのとらえが早くなります。
その他特殊効果もございますので、色々な試し方もしてみていいと思います。
例えばですが、どの部分に挟むかっていうのを軽く説明します。
板、プレート、ビンディングとありますが、この挟む位置に関しましては、プレートとビンディングの間にこういった特殊プレートを挟みます。
ただしこの場合で注意点が一点ございまして、競技スキーに関しましては、アルペンレースの方ですね、アルペンレースではスキーの高さルールが決まっております。
板プレートそしてビンディングのこのヒール部分に関しては、そこから一番上までの高さで50mm以内とルールで決まっております。
なので板の種類によっては、プレートをかましてしまうと高さてオーバーしてしまうこともございますので、そこは要注意でお願いします。
ただし、ルール外、例えば基礎スキーの方ではそれと高さの規定がないので、こういったプレートを是非お試しいただければなと思います 。