2021-2022 BLIZZARD（ブリザード）スタッフ試乗レポート - タナベスポーツ -

165㎝試乗
ブリザードも他社と同じく2021-2022シーズンはコロナ禍の影響もあり競技用は変更なしとのこと。
今更説明のいらない板シリーズの１つかと…。ワールドカップで使用している選手が極端に減ってしまったが、オリンピック男子SLで金を獲得しているなど性能は何の問題も無い。競技用の板でありながら基礎でも使えるほどの操作性の高さを誇る。
本気モードのR.D.とどう違うのか乗り比べてみたい。

166㎝試乗

センター幅76ｃｍのオールラウンドモデル。
雪が緩む前の試乗でした。
強くキレのあるスキー！

私のレベルでは、かろうじて大回りでなんとか板に乗せてもらっている感じで小回りはうまく取り回しできないままでした。
技術とパワーがあったなら、高速でキレキレに走ってみたいです。

165㎝試乗
SL-FISと同じく、昨年度と変更なし。SRCはWC-PC-INTERFACEを採用したタイプとFDT RacePlatePROを採用した２タイプが伝統的に準備されており、プレートによって大きく性格が異なる板である。
WC-PC-INTERFACEは正に競技的な性格になり、抜群の高速安定性と切れを発揮する。SLセカンド板としては文句なしである。FDTRacePlatePROは軽く、板のフレックスを存分に発揮できるので、基礎的に使うのであればこちらをお勧めする。

試乗サイズ不明
SRCと同じく2020-2021モデルから変更はなく、プレートによって大きく性格が変貌する板で、SLのSRCに対してGSのWCRの布陣である。
ライディウスも16m～19mで大回り用としては非常に扱いやすいバリエーションとなっている。GSセカンド板としても文句ない性能。
FDTだとゲレンデを高速大回りでクルージングが満喫できる。

165㎝試乗
ブリザード渾身の新型機で名前もTHUNDERBIRD(雷鳥)。オンピステ用に開発され、異なる心材を交互に配置することにより設計者が狙った通りの絶妙なフレックスを実現。また新たにACTIVE-CARBON-ARMORを足元に設置してダンピングとリバウンドをうまくコントロールして有害な振動を吸収しつつ、高速安定性の確保に貢献。
バリエーションも豊富に7タイプを準備して、きっと満足できる1本が見つかると思う。女性用に開発したシリーズも6タイプ準備しており、今度のブリザードの顔となる渾身のシリーズである。

167㎝試乗
しっとりとした高級車に乗った感じのスキ－重量感はほどほに有る物の軽快に扱え板もしなやかなので、高級車でドライブしているかの様な、クルージングが楽しめます。
ショートターンでも適度な返りがあり1級レベルのスキーヤーでも1ランク上の滑りが可能なスキーだと感じました