ブーツチューンナップ / インナー加工 - タナベスポーツ

●インナーあんこ抜き
●パッティング（足首周り）
●パッティング（ふくらはぎ周り）

●サーモインナー（各メーカー）

インナーの背面です。

背面上部の縫い目をほどきます。

縫い目が全部取れました。

ペロっとめくると中にグレーのパットが入っていますのでこれを抜きます。

抜いた状態です。

右の黒色パットを取り出しました。
(裏はグレーです)

緑の厚さ3ｍｍの薄いパットを変わりに入れ替えます。

型取りします。

左がもともと入っていた分厚いパット。
右が新たに入れ替える薄いパット。

パットをインナーにはめて、形を合わせるように微調整を施します。

インナーを縫い合わせてフタをして完成です。

インナーを取り出して履いてもらい隙間がどこにあるのかお聞きして場所を確定します。
今回はアキレス腱あたりの浮き（隙間）解消していきます。

隙間がどれくらいかをお聞きして様々な硬さ、厚さのパットから適切なパットを選んでいきます。

しっかり隙間が埋まるようにカットしていきます。
こんな形や・・・・？

こんな形！
症状にあった形にカットしていきます。

最後にブーツに馴染むように角を落としたり、厚さを変えて成形しインナーに張り付けて完了！

右足インナーの内側ふくらはぎ周りにパットを貼っていきます。

インナーとパットを重ね合わせて幅や形を決めます。

こんな感じかな？

この位置に、サイズもOK！

サンダーでサイドの段差を削ってなめらかにします。

全体的に。ウィィィーン！
なめらか～～に！

真上から見た写真です。なめらかになりました。

湾曲しているインナー側面に貼るためパットにスリット（切り込み）を入れていきます。

スリットが入りました。

真上から見た写真です。
これで湾曲にピッタリと貼り付けられます。

貼りました。
こんな感じです。

足に合わせて湾曲に貼れてます。
これで完成。

基本は靴下をはいていただきそのままブーツを履いていただきます。
ブーツを履いて痛い箇所が確定している方には、素足の状態でパットを貼ります。
(パットは当たる度合いにより貼る貼らないはお客様と相談して判断します)

パットを貼って余分に幅を広げるのが目的です。

専用のヒーティングマシンを使ってインナーを温めます。
時間は約5～10分
(メーカーによって時間は異なります。)

ホカホカに温まったインナーを履いてもらいます。
(その時はかかとをしっかり入れて履きましょう)

バックルは程度良く締めます。痛い所があれば強めに締めます。
そうすることでインナーを強めに変形させることにより完成後の当たり（痛み）が改善されます。

ある程度インナーが冷めるまで歩き回ったり、ブーツを横に傾けたり、滑走時の姿勢を取ったりしていただき15分程度動いていただいて成型作業終了です。
インナー内側の凹凸があなたの足のラインにぴったりフィット！