vol.55(コチラの記事は過去「2007年」の記事です
vol.55
みなさんこんにちは。お元気でしょうか。
初めに能登半島を襲った地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。地震、水害、台風など予期せぬ災害に見舞われた時、いつもお年寄りの表情などが映し出されますが切ない思いがしてなりません。最近災害が多いですよね。今シーズンは日本だけではなく欧州も異常暖冬だったし地球規模で進んでいる温暖化の悪現象でしょうか。
2月のよませスキー場基礎スキーキャンプ後、3月4日~8日開催の関西学生スキークラブ対抗戦と言う基礎スキー大会のサポートでよませスキー場へ行って来ました。
2月のときでもすでに雪不足でしたが十分滑走出来るだけの積雪はあったのに、これが同じスキー場かと思うくらいの積雪でビックリしました。雪溜まりがところどころにある感じでいつもチュンナップしている場所などは日一日と野つ原になって行きました。
残念ながら大会2日目で残り種目はキャンセルとなり個人戦は1種目のみで総合順位が決ってしまうという何ともかわいそうな結果となってしまいました。4回生の選手は学生最後の大会がこの結果で悔いが残ったことでしょう。
私もよませスキー場のこんな状態は初めて経験しました。
3月24日、25日に予定していました第6回タナベスポーツSL、GS大会もリフト会社、スキースクールと色々な方法を協議してみましたが参加選手の安全のためにも残念ながら中止を余儀なくされました。
ぜひ第7回(ラッキーセブン)大会をご期待下さい。
3月13日~16日に開催されました戸隠スキー場、関西学生基礎スキー大会のサポートに行って来ました。選手は400名弱ですがうまい選手が多くて毎年見応えのある戦いとなります。
戸隠も少し前までは雪不足で大会が危ぶまれていましたが11日夜半から降り続いた1mくらいの粉雪が50cmくらいに沈み固まり最高のバーンコンディションとなりました。よませスキー場でも30cmくらいは積もったらしくてせめて前述の大会前だったらと悔やまれました。
選手の数が多い分スキーチュンナップやブーツバックル、ビンディング、ストックなどの修理もあり1日中忙しくがんばって働いていましたよ。
選手の歓喜あり涙あり実行委員長の閉会式のあいさつにまたしてももらい泣きしてしまった感動の4日間でした。
参考になるかどうかは分かりませんが2つの学生基礎スキー大会のマテリアル使用率をご紹介しましょう。
参加人数は違っても使用マテリアルはそっくり同じようでびっくりしました。
2大会、男女、新旧モデル総合した結果です。
スキー | ブーツ | ||
1位 | オガサカ 44% | サロモン 35% | |
2位 | サロモン 14% | レクザム 28% | |
3位 | ヘッド 11% | アトミック 10% | |
4位 | フィッシャー 10% | ラング 9% | |
5位 | アトミック 8% | ノルディカ 5% |
スキーは依然オガサカがNO1使用率です。4位のフィッシャーは2台使用している選手のロングターン、フリーターンに多く見受けられました。
上位30~40人くらいは2台使用している選手が多いですね。
ブーツはサロモンとレクザムが入れ替わりました。ラングはほとんどが旧モデルです。アトミックブーツも年々増えつつあります。
3月16日(金)午後より18日(日)昼まで恒例となりました戸隠スキー場主催‘08スキー試乗会を開催。
ニューモデルスキー170台を持ち込み延べ500名弱の皆様にこの時期としては最高の雪質とコースコンディションで各スキーの性能の違いなどを実感しながらお楽しみ頂けたでしょう。各メーカー試乗スキーの台数に違いがありますので参考にはならないでしょうが履き替え台数は以下のとおりでした。
オガサカ 459回、アトミック 355回、ヘッド 296回、サロモン 268回、フィッシャー 235回、フォルクル 205回、K2 115回、エラン、ディナスター、ノルディカ、ブリザード、ロシニョールの順に 2258回もの履き替えで大盛況でした。
オガサカ、アトミック、ヘッド、サロモン、フィッシャー、フォルクル、K2の応援(商品説明、ビンディング調整)に駆け付けて頂いたメーカー担当者のご協力に対しお礼申し上げます。
18日には悪友の我満 嘉治さんが来場、たくさんのギャラリーのなかデモンストレーション滑走でスキー場を盛り上げて頂きました。ありがとうございました。
4月3日(火)定休日に‘08ニューモデルスキー35台を持って高鷲スノーパークスキー場へ
社員11人、メーカー1人でスキー試乗研修会に行って来ました。ゴンドラ始動8時から頂上へスキーを上げ、2時間くらいはよく整備された硬い雪と長いコースに大満足。昼前までは最高のコンディションで滑れました。
ひげおやじお気に入りのスキーなど次号でお知らせします。