vol.65(コチラの記事は過去「2008年」の記事です) - タナベスポーツ - ブログ

vol.65(コチラの記事は過去「2008年」の記事です)

vol.65

ひげおやじがお奨めする08-09ニューモデルスキー

  

例年どおり同じ斜面をスピード、ターン弧ともどのスキーでも同じ要領で2本ずつ試乗した フィーリングです。
身長170cm、体重73kg、チョットは滑りますよ・・・・
(基礎スキーヤー、オールラウンドスキーヤーを対象とします。価格は定価及び実売価格)

◎ 上級、エキスパートスキーヤーモデル
  
1位 SALOMON DEMO X2 + Z14 LAB 170cm  135.000円

気に入りました。最高のフィーリングです。昨年モデルもよかったですがこのモデルは更に足元の安定感、全体のバランスがいいですね。
パワートラックプレートにアルミニウムを、また3D Vボックスモノコックとサンドイッチ構造などを採用し、ダイレクトに強いエッジプレッシャーを体感出来ます。ミドルからロングターン仕様でスピードに乗ったロングターンでもエッジの切り替えがしやすく安心感があります。
ロング向きですが162cm、170cmまでなら1台でミドルから少し小さいターン弧まで十分対応出来るでしょう。
ショート用 X3 165cm,ロング用 X2 178cmか186cmの2台なら最高でしょうがチョット高いですよね!

2位 OGASAKA KS―EX + FM600プレート付き 170cm 110.040円

昨年のKS-TEの後継モデル。1台で総てのターン弧に対応出来る応用範囲の広いモデルでしょう。
トップ部分のF.L.F形状、スキーの厚みウエイトバランスを後方へ、トップ幅とテール幅の変更によるYシェイプ形状などに一新することによって谷回りからターン後半のスキーのぬけがよくなりました。
今シーズン試乗会などでKS-SSと人気を二分したモデルです。
「柔らかすぎる」「迫力がない」などの意見もありますが、オガサカチーム選手、他メーカー選手の評価などを聞いても足元も安定感があり、張りも適度に強くて操作性はバツグンのようです。
雪質やスピード、ターン弧を選ばない本当の意味でのオールラウンドスキーだと思います。
ソフトな乗り味ながらエッジプレッシャーを十分体感出来るお奨めの1台ですよ。
オガサカの中、上級モデルはスキー本体(プレート付きも有り)のみの販売価格なので旧モデルビンディングとのセッティングでお安く提供しています。

3位 ATOMIC FR12PB タイプA + NEOX412 169cm 126.000円

昨年のFR12PBの後継モデルですが芯となるマグネシュームロッドからチタニュームパワーチャンネルに変更され、さらに表面のチタニュームシートを除いたこと、プレートの下にエラストマートラバーが装着(162cm,169cmのみ。175cm以上はラバーなし)されたことなどが相まってフレックスにしなやかさが出てトップからテールにかけて撓みがマイルドになったようです。 
162cm、169cmならオールラウンドに使いこなせる1台でしょう。 
175cm以上は張りも少し強くなりやはりミドルからロングターンに向いていると思います。

4位 HEAD ⅰSUPERSHAPE + FF Pro14 170cm 128.000円

昨年モデルとスキー本体は変わらずミドルからショートターン向きサイドカーブの1台。
13mmプレートがスピードプレートプラス13mmに変更。 プレートの前後の形が四角くて少し長くなりインサートラバーも強化されたことにより足元の安定感が増しました。
R-12.1mのわりにはミドルから少し大きいターン弧までオールラウンドに十分対応出来る1台でしょう。 
相変わらず乗り手を選ばない素直な滑り心地は健在です。

5位 OGASAKA KC―RV17 + FM600プレート付き 170cm 106.890円

昨年の同モデルと3サイズは変わりませんがスキーの厚みバランス、ブーツセンター位置を変更。
昨年モデルに比べてトップ部分の形状が丸くなった分サイドカーブは若干深くなりました。 
ミドルからロングターンがお好みで輸入ブランドは重くて、硬いというイメージをお持ちのスキーヤー、また基礎スキーのフリー、ロングターン種目には絶対お奨めの1台です。強い張りのあるなかでもトップからテールまでバランスよく撓んで、スピードにも足元の安定感がよくターン時の切り変えも楽で滑っていて安心感があります。
新しくKC-RV23が登場しました。昨年はRV21だったのですが技術選選手からの要望でRを23mにしたようです。私もチョット心配気味で試乗してみましたがRV17よりももっと安定感があり結構深回りも出来てよかったですね。 RV17が175cmまでなので180cm、185cmをご希望の方はKC-RV23になります。

 

上記モデルと甲乙付け難いモデルを記します<順位不同>

K2 CROSSFIRE + MX12.0 170cm  126.000円

SALOMON DEMO X3 + Z14LAB 165cm  135.000円

OGASAKA KS―SS + FM600プレート付き 165cm  110.040円

FISCHER PROGRESSOR 9 + Z13FL/F 170cm  126.000円

◎ 中、上級スキーヤーモデル < 順位不同 >

OGASAKA U―Q1 + FM600プレート付き 170cm  105.840円

  

昨年のTD-1の改良モデルです。サイドカーブ、ネオフレックスエッジ採用などは変わらずスキーの厚みウエイトバランス、ブーツセンター位置などを改良。
昨年モデルと比べてスキー全体の張りが強くなり足元部分の安定感、バランスがよりよくなったように感じました。スピードにも安心感がありショートからロングターンまで乗り手や斜面、雪質を選ばない対応範囲の広い中、上級オールラウンドスキーでしょう。1級保持者または1級に挑戦というスキーヤーには最適の1台だと思います。

ATOMIC FR11 タイプA + NEOX310 169cm  94.500円

同じサイドカーブでベースとなるFR12PB タイプAがチタニュームパワーチャンネルなのに替わり細いデュアルトーションバーを芯に採用することで撓みがしなやかになりより操作のしやすさでショートからロングターンまで用途範囲の広いスキーです。
アトミックスキーは少し重いと言われますがこのモデルは上級機種では軽い方なので女性にもOK。
級別テストの上を目指すスキーヤーにはお奨めの1台です。

HEAD iSUPERSHAPE MAGNUM + FF PRO14  170cm  128.000円

前述のⅰSUPERSHAPEと同じくスキー本体に変更はありませんが13mmプレートが替わっただけでスキー全体の張りが足元から強くなり更にエッジグリップもよく安定感が増したように思います。
トップからテールまでサンドイッチ構造特有の丸い撓りが感じられ、硬くも柔らかくもなくてチョット値段が高いですが上級級別テストから更に上を目指すスキーヤーには1台で全種目に対応出来るお奨めスキーでしょう。

 

上記モデルと甲乙付け難いモデルを記します<順位不同>

SALOMON DEMO XR + Z12Ti  170cm  115.000円

ATOMIC DRIVE 9TITAN + FN12  172cm  89.250円

OGASAKA KS―E + TYROLIA RFD11  170cm 93.450円

 

試乗会でもなかなか全ブランド、全モデル試乗スキーが揃っていることもないし、時間的にもすべてのスキーを試乗出来るわけでもありません。 来シーズン注目されるだろうスキー、また弊社がお客様にアピールしたいスキーを選ぶために私の好みで試乗した結果を記しました。 
スキーヤーそれぞれ老若男女、身長体重、滑り方、スキーの好みも千差万別です。
一つの参考として頂ければいいと思います。

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