2017-2018 NEW MODEL SKI スタッフ試乗レポート『BLIZZARD』
17-18 ニューモデルスキー
試乗レポート
「BLIZZARD/ブリザード」
タナベスポーツ試乗スタッフ
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SL FIS RACING |
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DOBERMAAN-SL-WCと双子のSL板。 個人的はブリザードの方が張りが強く感じたが、個体差と思われる。 デザインで選んでも良いぐらい差が無いと考える。メーカーのイメージカラーなんで仕方ないけど、大阪人として唯一残念なのはジャイアンツみたいな配色ですな。性能は文句の付けようの無い超一級品! 試乗サイズ165cm |
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16-17からの継続モデルです。 SL選手用ですが、ノルディカの同等もでるよりマイルドな感じで、しっかり撓むし優しいWCモデル。 試乗サイズ165cm |
SRC RACING WC PISTON |
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新たに設定された板で、新型ブリザードの小回り系では今年イチ押しの板。 プレートがFISと同じWC-PistonPlateを装備。ターン中の安定性が良くなり、ハードバーンでも安心して攻めていける。フレックスがFISより優しいため、体重が軽い人や、FISはちょっとハードかなあ…と思っている人にオススメ。 今年のSLはFIS、SRC-Racing、SRCと3種類から選択ができるのでうれしい限り。 XCELLは16と12の選択が可能。 試乗サイズ165cm |
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非常にバランスがよく従来のSRCと比べると安定感、キレが増してる感じがする。 スラローム選手用はちょとハードだと感じられる方には特にお勧めです。 かなりバランスのいいスキーです 試乗サイズ165cm |
SRC | |
基礎小回りらしい軽快な板で、レベル問わず扱えそう。スウィングウェイトが非常に軽いのに対してバタつきが少ない。板の反応も○ 試乗サイズ165cm / 自己採点85点 |
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操作が非常に楽で乗り易い、板自体がマイルド 軽量 自在に動かせる基礎上級者で大会等には出ない方にお薦め 試乗サイズ165cm / 自己採点80点 |
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ブリザード小回り系の3番機。 一番マイルドな正確であるものの、それは一般用のプレートによるもので、板自体の性能は第1級品の性能。 ピステに入らない人で卓越した小回り性能が欲しい人にオススメ。コブも問題なく攻めいける。ただし元がSL板なので、積極的に自分で回していく人でないと面白くないと思う。 更に下位機種としてRC-Ti(148cm~)もNewカラーとなって存在するので、2級を目指す人はそちらでも良いかも。 試乗サイズ165cm |
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バランスがよく優しいスラロームの板、もしくは小回り向けで一級以上の方にお勧めです。 試乗サイズ165cm |
WRC | |
ロング系の板の中では一番楽に乗れた。トップが軽いので、ロングターンが苦手な人にオススメ 試乗サイズ182cm / 自己採点80点 |
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デモのショート系にスキーの中でも非常に乗り易い、何をするにしても融通がきき程よいキレ感がある軽快感よりもしっとりとした乗り味のスキー。 上級基礎スキーヤーで高速域で滑るスキーヤーにお薦め! 試乗サイズ167cm / 自己採点95点 |
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継続の板。SRCと同じくプレートが2種類存在するので、好みによって選択が可能。 ノーマルプレートでも高速安定性が抜群で、中・大回りを中心としたロングクルージングが楽しくなる板。 SRCもそうであったが、滑走面もまじめに処理されているようで、平地でもよく走る板である。早朝の空いたゲレンデをおもいっきりかっ飛ばして脳内アドレナリンをドバッと出して悦に入りたい板。 試乗サイズ176cm |
QUATTRO 6.9 Ti |
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RSと同じモールドの板でありながら、クアトロにおけるロッカー形状は2mmずつの変化があり、スキーヤーの好みによって選択が可能になっている。 RSのカーボンファイバーによるフルサスペンションのIQシステム対して、6.9TiはポリアミドのサスペンションのIQシステムとなっているので、体重の軽い人はRSより楽かもしれない。 RS同様に153cmから用意されており、小柄な男性や女性にも門戸が開けている。年配の方にもオススメ。 試乗サイズ167cm |
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オールラウンド性が高く、しなやかで奇麗にスキーが撓む意識がし易いし非常にバランスがいい。 試乗サイズ174cm |
QUATTRO RS |
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究極のカービングを目指して開発された板。 レーシングにも使用可能か?と錯覚するほどの安定性と切れがあるものの、1日乗っていても飽きが来ない楽しい板。 デザインが男性的であるが、153cmから用意されているので、女性上級者にもぜひ乗って欲しい板。新しい恋人に出会ったような衝撃があるかも? 試乗サイズ167cm |
ZERO G 85 |
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今年も継続!めちゃくちゃ軽い板。テクニカのZERO-Gシリーズのブーツと組み合わせればガンダムに乗ったアムロ的な最強のコンビネーション。 軽くなると安定性が失われがちであるが、カーボンを上手く使って、且つ独自の3D幾何学構造が絶妙なバランスを発揮。抜群の機動力と高速安定を発揮。 試乗サイズ164cm |
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ブリザードで一番軽量を売りにしているモデル。 軽すぎて安定性が少し悪く板が逃げる。 山用として「担いで登る」「シールを貼って登る」には問題なく使えるモデル。 試乗サイズ178cm |
RUSTLER 10 |
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従来モデルと名前は一緒ではあるものの、幅が変更となったNewモデル。ブリザードのフリーライドシリーズはPROGRESSIVEとTRADITIONALの2ラインで構成されており、RSTLER10はPRPOGRESSIVEラインで一番幅が狭い板。 パウダーでの容易なターンを実現するためにトップとテールのトーションは柔らかくなるように設計されている。 TRADITIONALラインに比べ、短めなキャンバーと前後は長めのロッカー構造を有している。テストした場所でパウダーが無かったのが残念。 試乗サイズ171cm |
BRAHMA | |
TRADITIONALラインは2枚のチタンプレート構造となっているため、抜群の安定性と高いグリップ力が特徴。 PROGRESSIVEラインに比べ長めのキャンバーと短めの前後ロッカー構造となっているで、意外と適度なカービングが可能で、素早いエッジ切り切り替えしが身上。他メーカーにはなかなか無い味付けの面白い板。 試乗サイズ173cm |
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LATIGOの後継機種です。 全体的にLATIGOより太いが180cmでもクルージングし易くバランスもよかった。 試乗サイズ180cm |
BRAHMA CA | |
カーボンが入ったことで張りが強くなり、安定性、敏感さが増した。 個人的にはカーボンが入っていないBRAHMAの方がしなやかさが出てお勧め。 試乗サイズ180cm |