16-17 NEW MODEL 試乗レポート『ATOMIC』Part.1
16ー17ニューモデル試乗レポート
タナベ試乗スタッフ(男性/1級所持)の
「ATOMIC/アトミック」
2016-2017モデル6機種!
「BLUESTER SL PRO」
「BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 SX」
「BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LC」
「BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LX」
「REDSTED MX + X 12TL」
「VANTAGE X80 CTI」
の試乗レポートです。
BLUESTER SL PRO
プレートが変わっただけで、
ここまで変わるのかと驚いた1台。
実に乗りやすく、
このままSL板としても使えるほどの
ハイパフォーマンスも併せ持つ唯一無二の1台。
滑ってる最中にあまりの楽しさにニヤけてしまう。
残念なのはデザイン変更が無い点ではあるが、
去年購入してくれたユーザーを思ってのアトミックの優しさか。
「BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 SX」
板のモールド自体に大きな変更点はないが、
プレートが変更となったため、非常に抜けが良くなり、
あの重かったアトミックも気持ち軽くなった。
『BLUESTER SL PRO』同様に
操作性がアップしたのにデザイン変更が無いのが残念。
BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LC
今シーズンのBLUESTERシリーズは、
プレートをレースインターフェイスに変更。
旧型に比べフレックスが容易で、
「板が柔らかくなったのでは?」と感じるほど。
この『LC』も更に乗りやすく、バランスが良くなった
BLUESTER DOUBLEDECK 3.0 LX
こちらもプレートをレースインターフェイスに変更し、
操作が楽しくなった。新たに178cmが追加され、
選択肢の幅も広がった。
今回のアトミックの味付けはどれを乗ってもなかなかの美味である。
REDSTED MX + X 12TL
今シーズンアトミックが送り出すNEWコンセプト板。
今までは『SC』や『LC』など区分けしていたが、
この『MX』は1本で何でもこなせる板として開発された
上級者用オールラウンドモデル。
プレートもレースインターフェイスが採用され、本気度も十分。
「DOUBLEDECK構造」ではないのに
バイブレーションは良く制御されているのも好感が持てる。
VANTAGE X80 CTI
名機『NOMAD/ノマド』を彷彿とさせる板。
完成度は高く、雪質や斜面変化を物ともせず頼れる1台。
比較的重量の重いアトミックでありながら、
軽さも供え高速安定性もありと至れり尽くせり。
いろんな年代、技術力のスキーヤーに対応できる万能板。